楽天でポイント仕入れをやっていく中で重要になってくるのがポイントの消化方法です。正しくポイントを消化すれば利益が上乗せされます。
今回はそのポイント消化方法を少しグレーなところも含めて2~3アカウントまでで運用する場合と4アカウント以上で運用する場合に分けて解説していきます。
目次
獲得ポイントによって消化方法は変えた方が良い
よくポイントは利益として計上されないという風潮もありますが実際にどういう扱いなのかを税理士さんに聞いてみました。
税理士によるポイント利益は事業性があるかどうか
税理士:所得にならないので好きに使ってください。
税理士:いえ、所得にならないので好きに使ってください。 税理士:う、う~ん!毎月200万はちょっとね。 所得として計上するべきかどうかは 獲得ポイントが事業性を持っているかどうかで変わってきます。 ヨドバシカメラで買った場合などについては事業性を持たないので所得としては形状はしなくていいのですが楽天で仕入れを目的としたポイント獲得は基本的には所得とみなされます。 獲得したポイントで全額商品を買う場合基本的には全額課税対象となります。 任天堂スイッチを通常決済と全額ポイントで払うとを比較すると 3万ポイント獲得して任天堂スイッチを全額ポイント払いした場合だと手数料を引いた全額が課税対象となります。 通常であれば 任天堂スイッチを買う場合、売上から仕入れと手数料経費を引いた額が利益となりますね。なので全額ポイントで商品を買うとものすごく税金を取られる対象となってしまいます。 ここからは少しグレーな話になりますが全額利益にすると課税対象が相当大きくなるのでなるべく課税対象を少なくしてポイントを使った方がお得になります。 このページの下の部分で7つのおすすめの使い方をまとめておりますので確認してください。 大切なことはポイント消化でどのぐらいまで所得に回すかです。アカウントが少ない日はごまかしが利きますが、 アカウントが増えるにつれて事業性を持っているとみなされる傾向が強くなりますので仕入れに回すのがおすすめです。 楽天では通常ポイントと期間固定ポイントという二つのポイントが存在します。 簡単に違いを説明すると通常ポイントはほとんど現金と同じ使い方ができて期間限定ポイントは楽天関連のサービスでしか使えない、という違いです。 通常ポイントはすごく貴重なポイントになります。 以下に通常ポイントと期間限定ポイントの使い道の違いを5項目でまとめているので見ておいてください。 通常ポイントは楽天ペイやEDYなどの電子マネーに変換しやすいです。更にマイルとの交換もできるので旅行好きにはお勧めです。 楽天ポイントせどりをやっている方でも多いのですがポイントを一定期間溜めてる方がいます。これはものすごくリスクがあることです。 楽天ではアカウントがバンになる可能性もあるので大量にポイントがつく毎月15日のタイミングでは必ず全額使い切ってください。 15日は楽天側からも楽天ショップに大量のポイントが消化されることを見越してイベントをやってくれというオファーをしているのでポイントが使いやすいです。 ポイントの消化方法はアカウントが少ない時とアカウントが増えてくるタイミングで少し違ってきます。 アカウントが少ないタイミングではなるべく所得とみなされないような消化方法がいいでしょう。ただし複数アカウントを運営する場合には事業性を持ったポイント獲得になるのでやはり仕入れに回すしかないかなと思います。 グレーな判断もありますので実践するかどうかは自己責任でお願いします。おすすめの使い方を7つに分けて解説していきます。 真っ先におすすめすべきは楽天ふるさと納税です。現在の年収にもよりますが会社員の方でも毎月1万円から2万円ぐらいまでを目安に納税しておくのがオススメです。 納税先によっては仕入対象の商品であったりとかお米やお肉などで本来現金払いすべきだった毎月の支払いを減らすことも可能です。 楽天 Edy や楽天ペイなどでは毎月と言っていいほどキャンペーンをやっています。 Edy に交換するとプラス2%ポイントがもらえたり楽天ペイ払いをすると店舗で5%オフといったサービスが受けられるタイミングがあります。 こういったタイミングを利用することで利益の上乗せが可能です。 楽天ではジェフグルメカードやJCBギフトカードなどの換金性のあるギフト券がポイントで買うことができます。これらのギフト券を使って本来現金で支払うべきだったランチ代や家族との夕食をポイントで支払ったりも可能です。 また駅前などにあるチケットセンターなどで換金も可能です。 中国系の買取業者などでニンテンドースイッチやプレーステーション、高額カメラ、高額コスメなどが高額で買取されています。 こういった業者に依頼をして銀行を経由せずに手取りで現金をもらう方法もあります。 副業で転売をやっている方は家族の理解も必要です。しっかりと稼いだポイントで家族と旅行に行くのも一つおすすめの選択肢になります。 楽天トラベルでは国内の温泉旅行や宿泊、また海外旅行などのプランもたくさんあるので日頃サポートしてくれている家族に還元してあげるのも良いでしょう。 楽天ブランドアベニューでは子供服がかなり充実しています 。我が家では子供の服はほとんどポイントで買うことになっています。 本来払うべきはずだったお金なのでポイントで使うことによって毎月の家計が助かっています。子供のいない家庭では自分の服を全てブランドアベニューで購入するのもおすすめです。 楽天ビューティーでは日本全国で多くの美容院やエステ、マッサージ店が掲載されています。 3アカぐらいの時には1アカウント目を美容院、2アカ目3アカ目などをマッサージで使って日頃のリサーチの疲れを癒していくと良いかなと思います。 最後に4アカウント以上の複数アカウントを使ったポイント消化方法について大きく分けて2つ解説していきます。 楽天の会員ランクをダイヤモンドまでアップさせると現場で月間で50万ポイントを一度に使うことが可能になります。我が家では毎月2月にハワイに行くのですが基本的には全額ポイントで行きます。 なぜハワイかといえばハワイには仕入れるべき商品がたくさんあるからです。 さらにお菓子などのお土産品などでも利益を出すことができます。 旅行代がそもそもポイントで経費で無料なのに加えて旅先でも利益商品が見つけられるというかなりおいしい旅先がハワイです。 他にも香港ディズニーなどでは限定商品を買うだけで利益を作れたりもします。 もう1つは外注さんへの支払いになります。この方法は外注さんへの事前理解が必要ですが、家の外注さんにもバイト代をポイントで欲しいという方がいます。 パートなどで稼ぎのある外注さんは基本的に月間10万以上の所得を嫌がる傾向があります。 そのためアルバイト代をポイントであげることによって本来使うべきだった食事などの買い物をポイントで払うことができます。楽天ポイントはイトーヨーカドーなどの大手スーパーや小型のスーパーなどでもかなり使えることが多いです。 今回の内容では楽天ポイントの消化方法についてアカウントが少ない場合とアカウントが多い場合との2つの場合について見ていきました。 ポイントの消化方法はグレーな部分もあるのでここにまとめたことをやるやらないは個人的な判断にお任せします。 Edy や楽天ペイなどに交換するとタイミングによってはポイントが増えるというタイミングもあるのでしっかりと利益の上乗せをしていただければなと思います。全額ポイントで仕入れると全額利益になる
販売
仕入
経費
利益
通常決済
32,000円
29,000円
3,000円
0円
ポイント仕入
32,000円
0円(P払い)
3,000円
29,000円
問題はどれくらい所得に回すか
通常ポイントと固定ポイントの使い方
通常ポイントと期間固定ポイントの比較表
使い方
通常ポイント
期間限定ポイント
楽天市場・提携店で使う
〇
〇
楽天ペイへ移行
〇
〇
楽天Edyへ移行
〇
×
ANAマイル移行
〇
×
利用期限
1年
約45日
100%使うタイミングは15日
2~3アカくらいでのポイントの使い方
楽天ふるさと納税
楽天エディー・楽天ペイへの移行
ギフト券への交換
任天堂スイッチの横流し
ポイントで家族旅行に行く
子供服(自分の服)をポイントで買う
美容院・マッサージに使う
外注化・4以上の複アカでのポイントの使い方
家族で海外旅行に行って仕入れをする
なぜハワイなの?
外注さんへのバイト代をポイントで払う
まとめ